レッスンでの1シーン。生徒さんとの何気ない会話、感じたことなどを書いて
いこうと思います。

2007年
11月12日 今週末にヴァイオリンとの本番を控えている私。
        そして小学校のイベントでいつも伴奏を引き受けてくるYちゃん。
        「え?先生ヴァイオリンの伴奏するの?」
        「そう。なかなか難しくてね。Yちゃんと同じことやっているんだよ。只今練習中!」
        「大丈夫だよ!先生なら出来るよ!」
        まさか励まされるとは思いませんでしたが、とっても嬉しかったです!ありがとう。
        

 3月24日 当教室では未就学児、小学生の生徒さん達は1曲仕上がると(楽譜によっては1ページで)
        一つシールを貼っています。
        それにまつわるお話。
        「先生!新しいシール、人気出る自信ある?」
        ・・・。皆が喜びそうなものを仕入れてきているんだけどね。どうかな?
        こういう声もありました。
        「カエル嫌いだからこのシールは嫌!」
        動物のシールでしたがカエルだけ残りました。可愛いのになぁ。
        他にはこんな優しい子も。
        「これ使ったら新しいシール(のシート)を出してくるの?じゃあ使ってあげる♪」

         
2006年
11月12日 スケートを習っているYちゃん。
        「先生、スピンが出来るようになったよ!」
        と嬉しそうにお話してくれたことがありました。そんなYちゃんが腕を怪我してしまった、と
        痛々しい傷口を見せてくれました。
        どうしたのかと尋ねると、Yちゃんのお友達でもあるもうひとりの生徒さんと、プリンの形を
        した幅の広い滑り台で遊んでいた時に二人がぶつかり、Yちゃんがスピンしたとのこと。   
       
        「スピンって・・・スケートみたいに廻っちゃったの?」
        
        習っているだけに反射的に技が出たのかしら・・・?まさか。
        ふと思い、咄嗟にそう尋ねてしまいました。実際は滑ったということだったのでしょうが。
        本人にとってはお気の毒な話。恐かったでしょうね。
        何はともあれ、大事には至らなかったようなので良かったですね。


 4月18日 ピアノを始めて1年経ったNちゃん。
        弾いている途中で止まらないでね、といつも言っているせいか、
        「かゆい所があるから。」
        と両手で弾いていた二つの音の鍵盤を左手で押さえたまま、右手でかゆい所をかき始め
        ました。
        「止まってないよ。」
        確かに音がずっと鳴っているね。手を離していないから!
 
 
 2月 6日 
        主婦のSさん。テキストが♯(シャープ)を使うところまで進みました。
        ♯とは、言葉で説明するならば半音上がるという意味ですが、Sさんはそれを
      
           「つまり、中二階ということですね?」と解釈。
        
        上手な表現!例えばドの♯はドと次の音レの間ですものね!!
        ですが、ピアノを弾く時には、始めはあまり考えない方が良いかもしれませんね。
        鍵盤は階段状ではなく凹凸ですから、まず、♯が付くとどの位置になるのかを
        覚えましょう。

2005年
11月 6日
        保母さんの就職試験を受ける為、今年5月から通っているMさん。
        臨時のレッスンでピアノもがんばって練習して来て下さいましたが、きっとMさんの
        人柄や、他の得意な分野も評価されたのでしょう。
        4人中1人しか取らないと言われていた幼稚園の内定を、最終的にはどちらも受け
        入れたかったということで2人だったそうですが、見事、頂いたそうです!
        おめでとう!
        
        アレルギーでレッスンの合間に鼻をかみ、今ではレッスン室にご自分で持ってこられた
        箱のティッシュを置くようになりました。
        ティッシュくらい、自由に使ってくれて良いですよ。
        
        就職が決まっても、しばらくはピアノを続けて下さるそうです。
        今までは試験の為にレッスンをしてきましたが、今後は弾いてみたい曲、素敵だなと
        思えた曲も取り入れ、幼稚園で活用できそうな伴奏付けなども多く取り入れていきましょう。
        気分転換でピアノを続けて下さると嬉しいです。 


 9月23日
        元気いっぱいの5歳のNちゃん。初めて和音の聞き取りに挑戦しました。
        その後おうちのピアノで弾いてみた(遊び弾きをしていた)ようで、次のレッスンの時に
        自分でドミソを同時に鳴らしながら、
        「きれいな音・・・。」とうっとり。
        「次の曲は二つの音を一緒に鳴らすのが出てくるよ。」と3度(ドとミ、レとファなど)を弾いて
        あげると、
        「わぁ。きれいな音だねぇ・・・。」とまたうっとり。
        そして、2度(ドとレなど)を自分で弾きながら、「おばけみたい!」と何だか楽しそう!
        
        音を楽しむ。どうしても視覚的な事に捕らわれがちですが、私たちがまず始めに気づいて
        欲しい音楽ではとても大事な事に、Nちゃんは早くも反応を示してくれました。


 7月31日
        色を塗っている最中に、5歳のNちゃんが自分の足で私の足に軽くノックをしてきました。
          Nちゃん:「とんとんとん。誰かいますかぁ?誰かいますかぁ?」
          Nちゃん:「笑ったらまたするよ。あ、笑った!」
        
        笑わざるを得なかった先生でした。足よりもまず手を動かそうね。大きくなったらどんな子
        になるのか楽しみです。           


 6月27日
        魚釣りが大好きなYちゃん。よくお父さまが料理をしてくれるそうなのだけれど・・・。
            Yちゃん:「えっとねー。おいらが魚の骨を喉によく引っかけるから、お父さんが
                  骨を取って料理をしてくれるの。」
                   
              〈骨が引っかかるの?先生も昔はあったけど・・・〉
        
            Yちゃん:「うん。ウナギとか。」 
  
        うなぎの骨?そんな細かいものが引っかかっちゃうの?デリケートなのかな。
        一本ずつ取っているお父さまも大変そう! 

 5月30日
        小学校低学年の生徒さんとの会話。「そろそろ運動会でしょ?何やるの?」
            Kちゃん:「まつけんサンバ!」
            Sちゃん:「そうらん節。」
 
        とてもうきうきしていました。小さい体なのに、大人が踊りそうなものをするのね。
        どんな振付なのかな?先生も見てみたい♪
        


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